はじめに
9月以降は、秋のナマズ釣りを意識していきます。今回は、私なりの埼玉 中川水系での、秋のナマズの楽しみ方をご紹介します。
秋のナマズ釣りの始まりは、堰が開放される9月中旬以降です。
ポイントは2つの堰
重要なポイントは、中川水系には大きく、古利根堰 ・末田須賀堰があります。
中川水系を釣るうえで重要なのは、堰による水位の変化です。以下に、埼玉東部の川を記載します。
- 中川:青線
- 大落古利根川:オレンジ線 ー 赤線
- 黄緑★マーク:古利根堰
- 元荒川:黄線 ー 赤線
- 水色★マーク:末田須賀堰
- 新方川:緑線
- 江戸川:ピンク
- 利根川:水色線
堰の開閉時期
9月ごろから、この堰が開放されその上流(上図の赤線部)は、急激に水位を下げてほとんどが浅瀬になります。田んぼ水路も供給が止まるので、一気に水位を下げますので、それに伴いナマズも河川に戻る傾向になります。
そこで、お勧めは上図赤線の、堰上流での釣りです。
元荒川の開放前、開放後
開放前
元荒川の開放前は、こんな感じ。
開放後
開放後はこんな感じです。堰の下流側は、夏に比べ水量が増えます。
この写真は、9月22日撮影です。
毎年、いつ開くかわからないので、水位データや実際に見に行くことで確認してください。
堰付近では、シーバスの方がいそうですね。
さらに堰から上流に数km行くと、こんな感じです。
川の両端に、葦が生えていますが、夏の間はここまで水が来ています。泥や、小さい植物が生えている個所は、川底になっていたところです。かなりぬかるんでいて、水際は20cmくらい生まれてしまうところもあります。
古利根川の開放前、開放後
開放前
古利根川の解放前は、こんな感じ。
開放後
開放後はこんな感じ。
開放後の釣り方
だだっ広い中からナマズを探す釣りになりますので、水路でのカバーうちとは違い、手軽に広範囲を探すような釣りがお勧めです。
下の写真ではわかりますが、水際はかけ下がっており、意外に隠れるところがあります。
小さく飛び出しているところなどをのんびり探して、ルアーを通してみてください。
また、ところどころに存在するカバーも一級ポイントになります。水位が下がったことから、草などのカバーはほとんどなく、川底はほとんど泥なので、逆にカバーには、ナマズが隠れている場合が多いです。堰上流で、このようなポイントをいくつ知っているかで釣果が変わってきますよ。普段からチェックしておいてね。
私は、水路でピンポイントに攻めて落ちパクるより、ルアーを追いかけてくるうねりが見えた方が興奮するのでこの時期の釣りの方が好きです。是非、皆さんも試してみてね。
おすすめウェダーブーツ
堰の上流は、夏にたまった泥の上を歩くのでブーツが重要です。スニーカーじゃ、すぐに濡れるし汚れるよ。是非、ウェダーブーツは用意してください。
最後に
秋に、堰の上流で釣りをするのは、のんびりできるし気温も最適で、一番好きな釣り方です。是非、皆さんも試してね。
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